年金2000万円問題が出てくるなどしたことから、国が十分な年金を支払ってくれるかを疑わしく感じる人が増えてきています。そのため、自分の力で老後の資金を確保する時代だと感じる人もいるかもしれません。このような背景から、株式投資に関心を持つ人が増えてきています。今はインターネット証券会社が次々と登場したことで、株式の売買が身近なものになりつつあります。ネット証券会社を介した取引は、手数料が安くて24時間いつでも注文が出せると評価されています。さらに投資に関する情報が手軽に入手できるため、自宅にいながら専門的な知識が身に着けられるメリットもあります。 そして、インターネット証券会社の大きな利点は、自動売買サービスが利用できる点にあります。自動売買サービスとは、あらかじめ「株価が500円になったらその株式を購入する」など価格を事前に入力しておくと、その条件が一致したときにコンピューターが自動的に株式を購入してくれる仕組みのことです。自動売買サービスは、普段仕事で忙しくて株式投資に時間を割けられない人向けのサービスといえます。 自動売買サービスでは様々な株式の買い方ができます。例えば逆指値という買い方がありますが、これは指定した価格より高くなったら購入し、逆に安くなったら売却するという注文方法のことです。逆指値による購入方法ならば、株式の価格が1,000円以上になったら成行で購入する・1,500円より安くなったら成行で売却するという注文ができます。 逆指値による購入方法は、リスクを抑えるためにも有効な手段です。例えば、ある株式を1,000円で購入したとします。このときに1,100円になったら売却するという通常の指値注文すると同時に、900円より安くなったら売却するという逆指値注文を出しておきます。こうすることで株価が上昇した場合、1,100円を超えたら100円の利益を得ることができます。逆に株価が下がって900円を割り込んだら自動的に売却して、100円の損失を確定させてしまいます。このように自動的に損切りを行うことで、株価が急落したときに損失を最小限に抑えることができるのです。逆に上昇相場になったときは、いくら以上で購入すると、逆指値で注文を出しておくと、相場に乗り遅れることを避けることが可能です。 ただし、このような自動売買サービスの内容はインターネット証券会社で異なることは知っておくと良いでしょう。そのため、講座を開く前にサービス内容を確認することが肝心です。